この曲のスペイン語の題名 “Entre Dos Aguas”（エントレ ドス アグアス）とは「進退窮まった」というようなときの例えです。
ある時フラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアがレコーディングスタジオでアルバム制作中に１曲足らないことに気づき、「進退窮まった」結果、偶然そこに居合わせたベース、パーカッション奏者をかき集め即興で作った曲です。
それが瞬く間にヨーロッパ中で大流行してヒットチャートの1位にまでなりディスコでもこの曲が流れたそうです。
リズムはルンバ、キューバ風のリズムをジプシーがフラメンコに取り入れたもので、今ではフラメンコショーのフィナーレでよく使われています。
第２０回ギターコンサートに戻る
