レスピーギ作曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」から、「イタリアーナ」と「シチリアーナ」です。
曲名にありますリュートはギターの先祖ともいわれる楽器で、主に16世紀前後に大変流行しました。
レスピーギはそれよりずっと後の19世紀から20世紀に活躍したイタリアの作曲家ですが、リュートが用いられたころの音楽に深い興味を持ち、当時の作曲者不明の曲を弦楽合奏曲に編曲しました。
2曲ともとても哀愁に満ちたメロディーが特徴ですが、今回はギターで演奏するということで、当時のリュートの雰囲気により近づけるのではないかと思います。
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